Tuesday, January 16, 2007

中国農業事情

中国は日本からのコメ輸入を貯蔵したコメに発生する害虫などの問題で停止していた。

日本は04年から解禁を要請しており、検疫措置をめぐる事務レベルの協議は最終段階にきていた。

日本の商業用コメ輸出はごく少量(05年に約640トン)だが、中国以外の東アジア諸国の多くは日本からの輸出を禁止していない。中国は経済成長で富裕層が増え、日本料理の人気も高まっている。

14日行われた安倍晋三首相と中国の温家宝首相の会談で、安倍首相がコメと牛肉の輸入解禁を求めたのに対し、温首相は「積極的に検討したい」と答え、日本から中国へのコメ輸出が実現する見通しとなった。

検疫上の技術的な問題が課題として残るとみられるが、中国側も前向きな姿勢を示していることから、大筋合意に達する可能性が高い。

松岡利勝農相が17~19日に訪中し、輸出解禁を検疫当局トップなどに要請する日程が固まった。

日本のコメは高価格でも品質が良いことから、解禁されれば中国市場で受け入れられると農林水産省は期待している

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